日立ライティングは21日、ミニクリプトン電球形 E17口金タイプのLED電球4機種を8月6日に発売すると発表した。また、改良によって埃が溜まりにくくなった、一般電球形 E26口金タイプのLED電球4機種を7月23日に発売する。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は下記の表を参照。
今回発売されるE17口金タイプの製品は、4.3Wの電球色相当「LDA4L-E17」と昼光色相当「LDA4D-E17」、7.0Wの電球色相当「LDA7L-E17」と昼光色相当「LDA7D-E17」の計4機種。
発光面(グローブ)の大きい「ビッグカバー」を採用しており、口金受け部が斜めに取り付けられているダウンライトなどに取り付けた場合でも、明るさが偏りにくくなっている。また、ネック部にくびれを持たせたミニクリプトン電球に近い形状により、ソケット付近が狭い器具にも取り付けやすいとのこと。
明るさ(直下照度)がほぼ同等の40W形ミニクリプトン電球と比較すると、消費電力は約88%の削減となり、40,000時間の使用では電気代を約2万8,000円節約可能。さらに寿命も約20倍の40,000時間で、交換の手間を省くことができる。
改良されたE26口金タイプの製品は、4.1Wの電球色相当「LDA4L-A」と昼光色相当「LDA4D-A」、7.3Wの電球色相当「LDA7L-A」と昼光色相当「LDA7D-A」の計4機種。放熱効果の高い塗料の採用と小形・高効率点灯回路の開発によって本体の小形化を実現した。これにより、従来は必要だった放熱フィンが不要となって、埃が溜まりにくいスリムデザインとなっている。
口金 | 型式 | 種別 | 推定市場価格 |
---|---|---|---|
E17 | LDA4L-E17 | 4.3W 電球色相当 | 3,500円前後 |
LDA4D-E17 | 4.3W 昼光色相当 | ||
LDA7L-E17 | 7.0W 電球色相当 | 3,700円前後 | |
LDA7D-E17 | 7.0W 昼光色相当 | ||
E26 | LDA4L-A | 4.1W 電球色相当 | 2,800円前後 |
LDA4D-A | 4.1W 昼光色相当 | ||
LDA7L-A | 7.3W 電球色相当 | 3,000円前後 | |
LDA7D-A | 7.3W 昼光色相当 |