大阪証券取引所は21日、取引所外国為替証拠金取引『大証FX』の取引開始1年の状況について発表した。
これによると、2009年7月21日に取引が開始された「大証FX」1年間の取引高は、190万1,036単位(速報値)となり、月間取引高は、開始当初(7-9月平均)に比べ、2010年6月でその4倍に増加するなど、「順調に拡大している」(大阪証券取引所)。
また、取引参加者は、1年間で11社(参加資格が承認された社数、21日時点で取引開始前の先も含む)、マーケットメイカーは3社となっている。
大阪証券取引所では、「取引所取引の特徴である、決済の安全性、税制面の利便性、そして大証FX独自の板情報をオープンにした透明性により、今後ともますます大証FXが受け入れられていくことを期待している」としている。