米Microsoftは7月20日(現地時間)、無料ウイルス対策ソフトウエア「Microsoft Security Essentials」の次期バージョンのベータ提供を米国などで開始した。
ベータ版は、新しいアンチマルウエア・エンジン、ネットワークベースの攻撃に対する保護機能などを搭載。Webベースの攻撃に対してInternet Explorerと連係した保護機能を提供し、またインストール中にファイアウォール機能の有効化をユーザーに確認するなど、Windows PCのセキュリティを総合的に向上させる仕組みが盛り込まれている
ベータ版はMicrosoft Connectで配布されているが、現時点ではベータテスターに人数枠(先着順)が設けられており、また地域も米国、イスラエル、ブラジルの顧客に限られている。今年後半に中国の顧客も参加可能になる予定。その他の地域へのべータプログラムの拡大、また最終版の提供スケジュールなどは不明だ。