パナソニックサイクルテックは、25日、電動アシストサイクル「リチウムビビ・RX-10S」(BE-ENLR732)を発表した。発売は7月20日。価格は15万5,000円。
RX-10Sは、先日発売されたRX-5Uと同様に、ブレーキ操作を行うとモーターが発電機に切り替わる、回生充電機能を採用するモデル。26V-10Ahの大容量バッテリーを搭載することで、エコモードでは約97km、オートモードでは約56km、パワーモードでも約48kmの長距離走行を可能にしている(昨年モデルのRX-10Sで公開されていた旧基準の測定値よりも走行距離が短くなっているが、これは測定方法が変化したため。実際の走行距離は昨年モデルから変化してはいない)。昨年モデルからの変更点はRX-5Uと同じで、前照灯の位置の移動と(フロントホークから前かごの下へ)、操作パネルへのバックライトの装備。
RX-5Uが、U字型のフレームを採用した女性向けのモデルであるのに対して、RX-10Sは、スタッガード型のフレームを採用する男性向けのモデル。タイヤのサイズも、RX-5Uの26インチに対してRX-10Sは27インチと大きい。変速機は内装3段で、サイズは、全長1,860mm×全幅580mm。総車両重量は26.1kg。
なお、RX-10SとRX-5Uでは、バッテリーの取り付け部分に互換性がある。そのため、RX-5UにRX-10S用のバッテリーを使用して、走行距離を伸ばすといったことも可能だ。RX-10S用のバッテリー「NKY257B02」は4万1,800円で、オプションとしても販売される。