ブース内のステージで最新技術を紹介

7月14日から16日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されている「ワイヤレスジャパン2010」で、NECカシオモバイルコミュニケーションズは、NEC・カシオ・日立ブランドの最新モデルの展示を行っている。

NECカシオモバイルコミュニケーションズは、NECの携帯電話端末事業部門とカシオ日立モバイルコミュニケーションズが事業統合して初の展示会参加となった。ブースには、NEC、カシオ、日立の2010年夏モデルが一挙に展示された。ブースの中心に設置されていたのが8月に登場予定となっているNECブランドの「N-08B」。発売前の機種をいち早く触れるとあって、多くの人が足を止めていた。

NEC独自のパソコン遠隔操作サービス「Lui」に対応したN-08B

PCの遠隔操作のデモ。N-08Bの画面上にPCの画面が表示される

N-08Bは、docomo PROシリーズの最新モデル。4.6インチの大型ディスプレイとキーピッチ12.7mmのフルキーボードを搭載しており、iモードやメール作成などを快適に利用できる。また、Wi-Fi機能も搭載し、フルブラウザでのサイトアクセスもストレスなく利用可能だ。加えて、充実した通信機能やフルキーボードを搭載した点を活かし、NECがパソコンで提供している遠隔操作システム「Lui」に対応。N-08Bから、3G回線もしくはWi-Fi網経由で自宅のLui対応PCにアクセスできる。

このほか、アメリカでベライゾン向けに提供しているカシオブランドの「G'zOne ROCK」「G'zOne BRIGADE」も展示されていた。

カシオブランドのアメリカ向け端末「G'zOne ROCK」「G'zOne BRIGADE」。日本国内での販売は未定

G'zOne ROCKは騒音下でもクリアな通話を実現するノイズキャンセラー「クリアトーク」を搭載する。G'zOne BRIGADEは、横開きの折り畳み形状を採用したタフネスケータイ。端末を開いた状態ではQWERTYキーボードでPCライクに、端末を閉じた状態ではテンキーパッドを使って通常の携帯電話のように利用できる。