ゲインは14日、「デジタル写真の利用実態に関する調査」の調査結果を発表した。同調査は、6月22日~24日の期間にインターネット上で行われ、15歳~39歳の男女3,130人から有効回答を得た。
まず、「写真の保管方法」について尋ねたところ、「データで保管する方が多い」または「現像しないほうが多い」と回答が、デジタルカメラの場合は78.3%、携帯電話の場合は97.3%となり、若者の間では写真の現像離れが進んでいることが判明した。
「ネット上に写真を投稿したことがあるか」との質問では、44%が「したことがある」と答え、「したことが無いが機会があれば利用したい」の10%を合わせると、全体の半数以上に上った。
続けて、ネット上に写真を投稿したことがある900人に対して、「デジタルカメラ、携帯電話で撮影した写真をどのサイトに投稿しているか」を聞くと、デジタルカメラが1位「mixi」(42.4%)、2位「Yahoo!フォト」(10.9%)、3位「アメーバブログ」(6.9%)、携帯電話が1位「mixi」(47.8%)、2位「アメーバブログ」(8.3%)、3位「FC2ブログ」(7.5%)と、共にSNSサイトの利用が最も多い結果に。
それらのサイトを選ぶ理由としては、「友人や知人に対して共有や公開ができるから」(デジタルカメラ : 53.2% / 携帯電話 : 47.1%)との回答がトップに。さらに、「写真を投稿する際に何か不安を感じることがあるか」と聞いたところ、約60%が「不安がない」と答え、その理由として64%が「見る事ができる人を限定できるから」と回答。これらのことから、写真共有サイトに対して、閲覧者を限定できる機能が求められていることが推察される結果となった。