Lunascapeは15日、同社のWebブラウザ「Lunascape」最新版となる「Lunascape 6.2 ORION」をリリース。同社Webサイトからダウンロードできる。対応OSは、Windows 2000 / XP / Vista / 7、Server2003 / 2008。
6.2では、"Webを手軽に便利に使いたい"というユーザーの要望に応えて実装した新機能「なぞり検索」を搭載する。"なぞり検索"は、Web上において気になる言葉や文章を1.左クリックで選択、2.ボタンを離すと表示されるメニューをクリックする、という2つの動作で選択テキストを対象とした検索が可能になる。
Lunascape ORIONは、Trident、Gecko、WebKitの3つのレンダリングエンジンを搭載し、閲覧するWebサイトに最適化したエンジンをクリックで簡単に呼び出せるなどの特徴を持つが、新機能となる「なぞり検索」は3つのエンジンすべてで利用できる。検索で表示されるメニューは、第1階層ではウェブ検索/翻訳/Amazonで検索/楽天市場で検索/ヤフオクで検索、第2階層では、ニュース検索/つぶやき検索/ブログ検索/動画検索/画像検索/地図検索/路線検索の計14個が利用可能となる。
「なぞり検索」 |
また、Geckoエンジンの実装方式が一新されており、本体バージョンを変えずにユーザーが希望する3.5(Firefox 3.5相当)/3.6(Firefox 3.6相当)系のいずれかのバージョンに入れ替えることも可能となった。同社では、同様の方式にてFirefox 4系のGeckoエンジンへの対応も検討している。