ワコムは、同社の液晶ペンタブレットを入力装置とする手書き入力機能を備えた業務系ソリューションの普及と拡販を促進するため、ビジネスパートナーシップの強化とネットワーク拡大を目的とした「ワコムソリューションパートナープログラム」を開始したと発表した。このプログラムは、業務ソリューションやアプリケーションを開発するソフトウェア・ディベロッパー、システム・インテグレーター、それらを販売する販売代理店などを対象に実施するというもの。

ワコムソリューションパートナープログラムでは、これまでワコムが業務用市場に提供してきた手書き入力に関連する機能開発や市場ニーズの情報を参加企業と共有し、エンドユーザの多様な入力インタフェースの要望に迅速に対応する体制を構築するという。また、液晶ペンタブレットのSDKサポートを行いながら、参加企業同士の連携、各業種のソリューションとの統合を実現し、ビジネス拡大の支援を行うとのこと。

同プログラムは、手書き入力ソリューションの開発・販売を行う企業を対象にした「Developer Program」と、ワコム製品を含むソリューションの販売を行う企業を対象にした「Reseller Program」の2プログラム。参加するプログラムに応じて、液晶ペンタブレットの製品情報、開発支援、販売・販促支援などのサービスを個別に提供するという。これまで約50社の企業が参加を表明しているとのこと。