みずほコーポレート銀行は12日、日本経済の成長基盤強化に向けた取組みを加速・活発化させるべく、総額5,000億円の融資ファンド(融資枠)を設定し、幅広い取引先の成長資金ニーズに積極的に対応すると発表した。
みずほコーポレート銀行では今回、日本銀行から発表された「成長基盤強化を支援するための資金供給」制度の「金融機関が成長基盤強化に向けた取り組みを進めるうえでの『呼び水』となること」という趣旨を踏まえ、総額5,000億円の融資ファンドを設定し、幅広い取引先への資金供給に積極的に取り組むことにした。
融資ファンド設定の対象分野は、再生可能エネルギーの普及拡大、低炭素投資の促進、革新的環境技術開発(蓄電池・次世代自動車など)の前倒しなどを支援する「環境・エネルギー事業」、取引先の海外事業拡大、海外企業の買収、インフラ輸出などをサポートする「グローバル事業(アジア諸国等における投資・事業展開)」、地方都市・大都市の再生や機能活性化に貢献する「地域再生・都市再生事業」などとなっている。