米Microsoftは7月12日(現地時間)、Worldwide Partner Conference (WPC)において「Windows 7」と「Windows Server 2008 R2」のService Pack 1 (SP1)ベータ版の公開を発表した。
Windows Server 2008 R2 SP1は、Hyper-V管理者がホストマシンで利用できるメモリをプールして仮想マシンへ動的に分配する「Dyanamicメモリ」、リモートデスクトッププロトコル (RDP)の技術セット「RemoteFX」などの新機能を備える。
Windows 7 SP1にはリリース後からWidows Updateを通じて随時提供されてきたアップデートのほか、Windows Server 2008 R2 SP1に組み込まれるRemoteFXをサポートするためのRemote Desktopクライアントのアップデートが含まれる。大幅な変更や大きな機能追加は行われない。
SP1ベータ版の試用を希望するIT専門家は TechNetのSpringboard Seriesからダウンロード入手できる。MicrosoftのBrandon LeBlanc氏によると、最終版のリリースは2011年前半になる。