トレイダーズ証券は9日、店頭FXの新オンライン取引『FXスタジアム』と、FX専用のシステムトレード機能を搭載した『FXスタジアム匠(たくみ)』のサービスを、16日から開始すると発表した。なお、口座開設申込みは、9日から開始している。
「FXスタジアム」は、インターネット(PCおよび携帯電話)で店頭FXの取引が可能で、取引通貨は6通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル)。取引単位は各通貨ペア1万通貨単位、レバレッジは50倍(証拠金率2%)、取引手数料は無料となっている。
また、FX専用のシステムトレード機能を搭載した「FXスタジアム匠」は、インターネット(PCのみ)で利用可能。FXスタジアムの口座を開設している顧客が利用でき、利用料金は無料。申込方法は、FXスタジアム口座開設時に申込む。
FXスタジアム匠は、簡素化された条件を組み合わせることにより、「システムトレード初心者でも本格的な自動売買を行うことが可能」(トレイダーズ証券)となっている。プログラミングに関する知識がなくても、あらかじめ用意されたテクニカル指標などの条件を組み合わせるだけで自動売買を行うことができる。
例えば、「昨日の終値より○%上がったら買う」「5日移動平均線より○%下がったら売る」といったように、プルダウン内の指標と数字を組み合わせて条件設定を行うことで、自動売買を行えることが特徴となっている。
組み合わせた条件(戦略)は、過去の為替価格データによるバックテストや、現在の為替価格を用いたフォワードテストも行うことができ、「有用な戦略であるかどうかを判断することが可能」(トレイダーズ証券)。さらに、FXスタジアム匠はサーバ型の取引システムのため、顧客自身で組み合わた条件をFXスタジアム匠上で設定することにより、PCの電源を落としていても自動売買を行うことができる。