ネクスティア生命保険は9日、インターネット上で簡単に申込むことができ、保険料が割安ながん保険として、定期タイプの『カチッとがん保険』、終身タイプの『カチッと終身がん』の販売を、21日から開始する予定であると発表した。
「カチッとがん保険」と「カチッと終身がん」は、いずれもインターネットで申込みが可能で、「このため、保険料を割安に設定できる」(ネクスティア生命)。また、「カチッとがん保険」は、ネット上で契約手続きを完結することができ、「契約締結までに必要だった書類のやり取りの手間がなくなることも特長」(同社)となっている。
「カチッとがん保険」と「カチッと終身がん」共通の特長として、「顧客一人一人のニーズに合わせられる基本保障」がある。がんの入院に対する保障は、がん入院給付金日額5,000円、10,000円、15,000円、20,000円、30,000円、40,000円の6種類から選ぶことができる。また、がんと診断された場合、「がん診断給付金(がん入院給付金日額の100倍)を受け取ることができる。
また、長期にわたるがん治療への経済的負担を軽減するために、「がん手術給付特約」、「がん退院療養特約」、「がん先進医療特約」の3種類の保障をセットで申込むことができる。がん先進医療特約については、がんを原因として先進医療を受けた場合に、技術料の実費と同額を支払う。なお、給付金の支払いは、保険期間を通じて500万円限度となる。
さらに、「カチッと終身がん」に関しては、「乳がん」「子宮がん」などの女性特有のがんを対象とした「女性がん特約」もある。主契約の給付金と同額を保障するため、女性がん特約を付加した場合の主契約の入院給付金日額の上限は20,000円となる。
また、掛け捨てを好まない顧客向けに「がん無事故給付特約」を提供。同特約では、契約日から3年ごとの無事故判定期間中にがんにならなかった場合、5万円もしくは10万円をがん無事故給付金として払う。
9日開かれた「カチッとがん保険」「カチッと終身がん」の発表会で、ネクスティア生命 商品企画部長の野口俊哉氏は、新商品について、「今まで提供してきた商品と視点を変えて、生きることを応援する商品として開発した」とし、「日本人にとってがんは男性の54.2%、女性の40.7%がかかる」と述べた上で、新商品の目的について、「がんに罹患した時の高額の治療費を経済的にお助けすることにある」と説明した。
商品内容については、「主契約を非常にシンプルし、ネットでありながら高額の保障を実現した」とその特長を述べた。先進医療特約については、「ほとんどのケースが500万円以内でおさまるとのデータから、500万円を限度とした」と話していた。