シグマは9日、フルサイズ対応大口径望遠ズームレンズ「SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」を発売すると発表した。発売日は、キヤノン用が23日、シグマ / ニコン / ペンタックス / ソニー用は未定。価格は20万円(税別)。
同製品は、70mmから200mmの焦点距離をカバーするズーム全域でF2.8の明るさを実現した大口径望遠ズームレンズ。蛍石と同等の性能を誇る FLD("F"Low Dispersion)ガラス2枚と、特殊低分散SLD(Special Low Dispersion)ガラスを3枚を採用し、軸上色収差を極限まで補正することで、全撮影距離で高画質を実現したという。
また、同社独自の手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載し、約4段分の補正効果を発揮するほか、フレア・ゴーストの発生を軽減するスーパーマルチレイヤーコートを採用。超音波モーター「HSM(Hyper Sonic Motor)」を搭載しており、AFスピードの高速化と静粛性を実現し、フルタイムマニュアルも可能となっている。
最短撮影距離はズーム全域で140cm、最大倍率は1 : 8。サイズは最大径φ86.4mm×全長197.6mmで、重さは1,430g。ケース / 花形フード / フードアダプター / 三脚座が付属する。