日本で唯一アナログレコードを製造する東洋化成は、2010年10月10日に第1回「アナログレコード検定2010」(レコ検)を開催すると発表した。
デジタル全盛期の現代では一部クラブなどでのDJパフォーマンスを除き、アナログレコードとの接点が少ない事実があり、また、アナログレコードの製造には工程がかかるとともに取り扱いが繊細なため、製造メーカーも少なくなっている。
同検定は、そのような時代背景を受け、「アナログレコード」の良さを再認識してもらい、アナログレコード文化を次世代へ継承してゆくために、世代を超えた幅広い層にアナログレコードの知識を問い、楽しんでもらうことを目的に行われる。
成績優秀者には5万円相当の高級ステレオカートリッジ(レコード針)が10名に、アートヴァイナルを10名に贈呈。また、総合最高得点者にはプラチナディスク仕様の表彰盾、ジャンル別最高得点者にはゴールド盾が授与される。
出題形式はマークシート形式。出題範囲は共通問題としてレコードカルチャー全般に関する問題と、選択問題としてRock、Jazz、Classic、歌謡曲から2ジャンルを選択する。参加費は5,000円。
なお、オリジナルレコード付きライナーノーツ型の公式テキストが8月に発売予定。レコ検 for mixiアプリでトレーニングを行うこともできる(利用にはmixiへの登録が必要)。
申し込みと詳細はレコ検のWebサイトより。申し込み期間は9月26日まで。