モリダイラ楽器は、Eigenlabsが開発したPC内のソフトウェアをコントロールして発音させる全く新しいコンセプトの楽器「Eigenharp」3モデルを発売した。

左からAlpha(アルファ)、Tau(タウ)、Pico(ピコ)。本製品群は、Audio Unit/Sound Font 2/Apple Loopなどのソフトウェア音源を自由に演奏可能な新発想の楽器コントローラ。今後、VST規格やWindowsにも対応予定とのこと

本製品群は、大きさや機能、演奏スタイルなどによりAlpha(アルファ)、Tau(タウ)、Pico(ピコ)をラインナップ。本体上に設けられた演奏キーそれぞれは、ベロシティセンシティブと、上下左右に動かすことで得られるアフタータッチ/ベンド効果が得られるようになっており、ギターのベンド奏法やキーボードのアフタータッチを使った演奏方法と同じことを再現できる。また、本物のクラリネットのように吹くことで発音をコントロールできる「ブレスパイプ」、サンプラーやシンセ音源のピッチを連続的に動かせるキーのサイドに設けられた「ストリップ(リボン)・コントローラー」、ドラムのループパターンを演奏する「ドラマー機能」なども装備されている。楽器音には「Audio Unit」および「Sound Font 2」、ドラムには「Apple Loop」規格を採用。対応OSは、現在Mac OS Xのみ。