12月18日公開のアニメ映画『シュレック フォーエバー』日本語吹替版の声優キャストが8日、発表され、ダウンタウンの濱田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人ら前作から引き続きのメンバーのほか、劇団ひとりがシュレックの敵となる新キャラクターを演じることになった。
『シュレック』は、心優しい緑色の怪物・シュレックの冒険を描くアニメシリーズで、2001年に公開された第1弾は米アカデミー賞の長編アニメ賞を獲得。マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィーら豪華キャストによる共演が見もの作品だ。シリーズ最終作となる『シュレック フォーエバー』は、新キャラクターでペテン師の魔法使いランプルスティルスキン(劇団ひとり)の策略で、別次元の「遠い遠い国」へ投げ込まれ、怪物たちは追われる身になったシュレックが、元の世界に戻るために奮闘するというストーリー。5月21日に全米で公開され、週末全米興行成績において3週連続1位を獲得している。
主人公・シュレックを演じることになった濱田は「果たしてシュレックを演じるのが僕で良かったのか? という気持ちがずっとあったんで、今回が最後ってことでホッとしてます(笑)」と話し、シュレックの妻・フィオナを演じる藤原も「これが最後なんだよと聞いて、正直すーごく寂しい想いで心の中がいっぱいになりました」とラストに向けて思いを寄せている一方、シリーズ初参加となる劇団ひとりは「ギリギリ間に合ったという感じですね。いつかシュレックに参加することが僕の夢でしたから、危なく間に合って良かったです」と喜んでいる。