アイ・オー・データ機器は、TransferJet規格を採用し、対応のデジタルカメラを載せるだけでパソコンなどに写真を転送できるUSB接続型クレイドル「USB2-TJC」を7月下旬から発売する。価格は13,600円(税別)。
TransferJetは、機器同士を数cmの距離にかざすだけで接続し、通信を行えるようにするデータ転送の規格。近接専用のシステムであるため他の無線通信に干渉しにくく、データ漏洩のリスクが小さい。「USB2-TJC」はこの規格を採用し、TransferJet対応デジタルカメラを載せるだけでパソコンやUSBポート搭載のデジタルテレビ・デジタルフォトフレームなどに写真を転送できるようにしたクレイドル。対応のデジタルカメラには、ソニー「DSC-TX7」「DSC-HX5V」があり、これらにTransferJet対応メモリースティックを装着した状態で利用可能となる。
7月8日追記:本記事掲載の時点での対応デジタルカメラは上記のとおり「DSC-TX7」「DSC-HX5V」の2機種でしたが、7月8日に発表された「DSC-WX5」「DSC-TX9」「DSC-T99」「DSC-T99D」の4機種もTransferJetに対応しています。
主な仕様は、インタフェースがUSB 2.0、ケーブル長が50cm。電源はUSBバスパワーで動作し、消費電流は平均240mA、最大370mA。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11~10.6.3。サイズ/重量は、約W120×D126×H14.8mm/約95g(USBケーブル含まず)。