3週連続で同じことを言っている気もするが、今週も新製品は少なめ。例年であれば、COMPUTEXで発表された製品がどんどん出てきてもおかしくない時期なのだが、そもそも今年のCOMPUTEXに大きなトピックがなかったということを反映しているのかもしれない。
ところで、先週も触れたあきばお~のブブゼラ販売であるが、どうやら完売したのか、今週は店頭で姿を見かけなかった。日本代表が負けてしまい、売れ残りを勝手に心配していたのだが一安心。ただ、あれを買っていった人は今後、どこで吹くんだろう?
LANポートが3つもあるMini-ITX
ASUSの「Hummingbird」は、Atom D510を搭載したサーバー向けのMini-ITXマザーボード。IntelのギガビットLANを2ポート装備したほか、特殊な管理用LANポートも用意されており、付属の「ASMB4-iKVM」モジュールを装着することで、リモートでのBIOSレベルからの管理が可能となる。T-ZONE PC DIY SHOPでの価格は29,800円で、ASMB4-iKVM無しモデルは26,800円。
チップセットはIntel NM10で、別途グラフィックスにAspeedのAST2050(8MB)を搭載。メモリはDDR2-667のSO-DIMMが2スロット、拡張スロットはPCI Express x1が1スロット用意されている。サーバー向けということで、対応OSはWindows Server 2008、Red Hat Enterprise Linux、SuSE Linux Enterprise Serverなどとなるが、そのほかWindows 7もサポートされている。
ION搭載のMini-ITXマザーも
ASUSからは、コンシューマ向けのMini-ITXマザーボード「AT3IONT-I」も発売となっている。CPUはAtom 330で、チップセットはNVIDIAのION。IONプラットフォームのマザーボードはDDR2メモリの製品が多かったが、このモデルはDDR3をサポート。拡張スロットはPCI Express x16となる。価格は16,000円前後。