ベセトジャパンは2日、3chマイクを搭載して臨場感のある録音が可能なリニアPCMレコーダー「ICD-U500」を14日に発売すると発表した。価格はオープンで、実売予想価格は1万5,800円前後。
同製品は、マイクから入力された音声を非圧縮にてメモリーに収録できるリニアPCMレコーダー。回路構成を見直すとともに高性能3chマイクを開発することで、低価格ながらリニアPCM録音に耐える性能を実現している。
センターと左右に3つの高性能マイクが装備されており、会議などでは話している人にマイクを向けなくても、ひとりひとりの音声を拾うことが可能。また、電話の録音に便利なイヤマイクも付属している。
そのほかの機能として、FMチューナー内蔵、音声ガイダンス機能、シークレット録音機能、状況に合わせたマイク感度の変更機能などがある。録音可能なフォーマットはPCM(WAV形式)のほか、MP3形式とCNM(圧縮録音フォーマット)に対応。
専用の三脚が付属する |
内蔵メモリは4GBで、リニアPCMモードなら約6.5時間、長時間モードなら約2,304時間の記録が行える。電源に単4形アルカリ乾電池2本を使用し、最長録音時間は55時間。USBケーブルを使ってパソコンと接続すると、電池なしでも駆動可能。突起物含まないサイズは約34.8(W)mm×約98(H)mm×約17.4(D)mmで、電池装着時の重量は約46g。付属品は、USBケーブル / オーディオケーブル / ステレオイヤホン / イヤマイク / 乾電池 / 三脚。