ベンキュージャパンは、2日、DLPプロジェクターの新製品「W6000」を発表した。発売は7月9日で価格はオープン。市場価格は29万8,000円前後と予想される。
W6000は、フルHDのDLPプロジェクター。2,500ルーメンの明るさで、コントラスト比は50,000:1を実現している。映像エンジンには、Silicon Optix社のHQV Image Processorを採用しており、ノイズの少ない映像を楽しむことができる。また、6色ホイールとBrilliantColor、10bitカラープロセッシングなどにより、中間色の再現性も高められている。
投射サイズは、28型から最大300型まで。投射距離は、60インチワイドサイズの場合、2.18m~3.27m、100インチワイドサイズの場合、3.64m~5.45m。また、設置性を高めるレンズシフト機能も搭載。本体を動かさずに画面の位置を上下120%、左右40%に移動させることができる。
同社では、同じフルHDのDLPプロジェクター「SP890」をリリースしている(7月2日発売:推定小売価格29万8,000円前後)。SP890は、4,000ルーメンの明るさを持つ高輝度モデルだが、PCからのコントロールのためのネットワーク端子を装備する、HDMI端子を1系統のみしか装備しないなどといった、データプロジェクターとしての性格が強いモデル。それに対して、W6000は、2系統のHDMI端子(Ver.1.3)を装備するなど、AV機器との接続性を重視した家庭向きのモデルとなっている。
画素数 | 1920×1080 |
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レンズ | F:2.48~2.81/焦点距離:24.1mm~36.1mm/ズーム:1.5倍(マニュアル) |
光源 | 280W |
入力端子 | ミニD-sub15ピン×1/S×1/コンポーネント(RCA)×3/HDMI×2/ビデオ×1 |
消費電力 | 最大430W |
本体サイズ | 428mm(W)×156mm(H)×345mm(D) |
質量 | 約6.7kg |