富士重工業は、「スバル インプレッサWRX STI」を改良すると同時に、4ドアモデルを追加し発売を開始した。トランスミッションは6速MTと、マニュアルモード付き5速AT(A-Line)が用意される。価格は315万円~373万8000円。ボディカラーには新色のプラズマブルー・シリカを追加した全6色が用意される。

4ドアWRX STI フロント

4ドアWRX STI A-Line リア

5ドアWRX STI フロント

5ドアWRX STI A-Line リア

ワイドアンドローをデザインコンセプトに、バンパーコーナーの張り出しや、フォグランプまわりを強調し、フロントグリル開口部を大きくした。また、4ドアモデルの「WRX STI4ドア」には専用大型リアスポイラーが装着される。インテリアは、インストルメントパネル、ドアトリム、ステアリングの加飾部の色をダークキャストメタリックとし、スポーティーな運転席を演出したほか、BBS製18インチ鍛造アルミホイールとのセットオプションで、スポーティで高級感のあるプレミアムタンインテリアを設定した。

インテリアイメージ(4ドア6MT)

タンカラーインテリアイメージ(4ドアA-Line)

シャーシは、「WRX STIとしての走りを極める」をコンセプトに、サスペンションを最適化、車高を5mm下げた。また、フロントサスペンションのアルミ鍛造製ロアアームを新設計し、アームリヤ側のブッシュをピロボール化したほか、リヤサスペンションでもサブフレームブッシュの仕様を返変更したことでトーとトレッド剛性を向上した。また、MTモデルとATモデルでコイルスプリングやスタビライザーの仕様を変更し、前後ダンパーの減衰力を最適化することで、操縦安定性の向上と、確実な路面追従性を実現したという。また、大型アンダーカバーを床下に配置し、空力性能を向上している。

ATモデルには、電動チルト&スライド式のサンルーフや、フルセグ地デジチューナー内蔵G-BOOK mX対応オーディオ一体型HDDナビゲーションシステムがメーカー装着オプションとして用意される。

フロントサスペンション

リヤサスペンション

フロア下にはアンダーパネルが装着される

オブシディアンブラック・パール

ダークグレー・メタリック

スパークシルバー・メタリック

サテンホワイト・パール

WRブルー・マイカ

5ドア プラズマブルー・シリカ