三洋電機は1日、同社の圧力IHジャー炊飯器「おどり炊き」シリーズが累計販売台数200万台を達成したと発表した。

"おどり炊き"という愛称は、可変圧力により、お米が上下におどるように動く様子を表したもの。2002年に誕生し、2010年6月17日にシリーズ累計販売台数200万台を達成したという。

黄金色に輝く、200万台達成記念モデル

同社では、1992年に業界初の「圧力IH炊飯方式」を開発。2002年からは、炊飯中に圧力を変化させる「可変圧力IH炊飯方式」を業界に先駆けて採用、2007年には、純度99.9%の純銅を内釜に使用して熱伝導を高めるなど、日本人の食の原点である"ご飯"の味を追求した炊飯器を生み出し続けている。

2002年の発売以来、順調に売り上げを伸ばしている「おどり炊き」

7月1日に開催された、「ECJ-XP2000」をはじめとするおどり炊きシリーズ新モデル発表会では、200万台達成を記念した"黄金"モデルも披露。店頭での販売はないが、イベントなどでの展示を予定しているという。

圧力IHにこだわり、"業界初"の技術をリードしてきた三洋

同社では、今後も「家庭用炊飯器のみならず業務用炊飯器、米粉でパンが作れるホームベーカリーなどの米調理製品を通じ、日本の食糧自給率向上への寄与をはじめ、世界の人々に健康で楽しい、お米ライフを提案していく」としている。