ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週次運用成績(2010年6月21日~6月26日)のランキングを発表した。
同社では、システムトレード用売買システムとして、24本の先物対応システムと10本のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している。
6月第4週(6月21日~6月26日)は、欧米経済の先行き不透明感や、消費税率引き上げによる財政再建路線が影響し、国債市場で日本の長期金利が2003年8月以来の低水準に達した。米株式市場では、米連邦準備理事会(FRB)が景気認識をやや慎重な内容に変更したことを受けて、ダウ工業株30種平均が大幅に下落、日本も総じて下落相場となっている。
そうした中で発表された週次運用ランキングでは、先物部門において非逆張り系システムが台頭。13万円の利益をあげて第1位に輝いたのは、海外マーケットの直前情報を非逆張りで反映している売買システム「Bアップ50」。トレード直前までの海外指標とテクニカル指標の組み合わせによって売買シグナルを出す同システムは、早めのロスカット設定でリスクを軽減しながら、毎日トレードを行うデイトレードシステムとなっている。また、僅差でランキング2位となった売買システム「順張り職人225」も、名前の通り非逆張り系システムで、うまく相場の流れに乗って利益を獲得した。
運用成績 先物週次ランキング(2010年6月21日~6月26日)
順位 | システム名 | 勝 | 負 | 損益(万円) | トレード回数 | 勝率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
第1位 | Bアップ50 | 3 | 2 | 13.0 | 5 | 60.0 |
第2位 | 順張り職人225 | 1 | 0 | 10.0 | 1 | 100.0 |
第3位 | R-Mesa3 Nikkei | 3 | 1 | 9.0 | 4 | 75.0 |
運用成績 FX週次ランキング(2010年6月21日~6月26日)
順位 | システム名 | 勝 | 負 | 損益(pt) | トレード回数 | 勝率(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
第1位 | FT-EU | 1 | 1 | 378.5 | 2 | 50.0 |
第2位 | Lクラス リゲル | 2 | 0 | 90.9 | 2 | 100.0 |
第3位 | Mクラス デネブ | 2 | 0 | 77.9 | 2 | 100.0 |
(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)
なお、ひまわり証券で販売している売買システムの運用成績ランキング情報は、メールマガジンでも毎週配信している。
参考URL
- 運用成績ランキング(ひまわり証券サイト)
- メールマガジン(ひまわり証券サイト)
- ユナイテッド システムズ パートナーズ(「Bアップ50」開発元)