ソニーは、ノートPC「VAIO F」シリーズならびに「VAIO C」シリーズに、温度管理機能の制御の不備による、過剰発熱の不具合があることを発表した。発熱により、外装が変形したり、使用者が熱傷を負う可能性があるとしている。同不具合は、最新のBIOSへアップデートすることで修正できるとしている。
最新BIOSへのアップデートは、「VAIO Update」または、WEB上のVAIOサポートページからのダウンロードにより行なうことができる。なお、VAIO Updateで「VAIO Auto Updateを有効にする」に設定済みであれば、2010年6月30日以降インターネットに接続した時点で、自動でアップデートが実行される。また、同社専用窓口から申し込むことで、同社預かりにてアップデートすることも可能。
不具合の対象となるのは、2010年1月に発売されたVAIO F/Cシリーズの一部で、該当する製品型番は「VPCF119FJ/BI」「VPCF118FJ/W」「VPCF117FJ/W」「VPCCW29FJ/W」「VPCCW28FJ/P」「VPCCW28FJ/R」「VPCCW28FJ/W」「VPCF11AFJ」「VPCF11AGJ」「VPCF11AHJ」「VPCF11ZHJ」「VPCCW2AFJ」「VPCCW2AHJ」「VPCCW25FG/B」「VPCCW25FG/P」「VPCCW25FG/W」。該当製品かどうかは、詳しくはこちらの同社ページで確認することができる。