過去の恋愛を引きずり、新しい恋になかなかのめりこめない―。そんな経験がある人も多いのでは? 結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」では「100年に1度の恋」についての意識調査を実施。男性と女性では過去の恋愛への思い入れに違いがあるようだ。
同調査は、3月8~29日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて97人から回答があった。
「『100年に1度の恋』と思えたのはいつの頃の恋愛ですか?」と聞いたところ、男性では「中学生」が21%、「高校生」と「大学・専門学校生」がそれぞれ18%となり、学生時代に早々と「100年に1度の恋」を経験したと考えている人が多く、「小学生」と答えた人も11%いた。「社会人になってから」は18%、「現在の恋人・妻」は11%にとどまった。「叶いそうで叶わないような、不安ながらも期待してしまう緊張感たっぷりの恋」(高校生/16歳)とあるように、学生時代の純粋な恋に、今も酔いしれている男性は多いようだ。
女性でもっとも多かったのは「社会人になってから」の24%。次は「現在の恋人・夫」の22%で、男性の11%を大きく上回った。41歳の女性は「相手を思いやれる恋。ともに嬉しくなるような恋。お互い高めあっている恋…」と回答している。逆に「小学生」(7%)、「中学生」(13%)、「高校生」(10%)、「大学・専門学校生」(10%)ではいずれも男性の割合を下回っている。
調査結果から見えてきたのは、学生時代に経験した「100年に1度の恋」をなかなか"更新"できずにいる男性の姿と、常に"最高の恋"を楽しもうとする女性の姿だった。