松井証券は29日、7月5日(予定)から、夜間先物取引のモバイル対応を開始すると発表した。これにより夜間先物取引は、Web(PCなど)だけでなく、モバイル(携帯端末)からも取引ができるようになる。同社によると、夜間先物取引のモバイル対応は、「国内の証券会社で初めて」という。

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夜間先物取引とは、米国のCMER(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場している日経225先物(円建)の取引(取引時間は日本時間の20時から翌朝5時15分(夏時間)まで)。松井証券は、2008年6月に夜間先物取引の取扱いを開始。これ以降、日本時間の夜間に開いている海外市場の動向に関心を持つ個人投資家が徐々に増え、口座数は13,000口座を突破。このような中、顧客から、モバイルでも夜間先物取引ができるようにしてほしいとの要望が多数あったという。

今回松井証券は、こうした要望に応える形で、夜間先物取引のモバイル対応を7月5日(予定)から開始する。これにより、「さらに顧客の取引環境が向上する」(同社)としている。

なお、松井証券では、より多くの顧客に利用してもらうためとし、モバイルでの夜間先物取引の取扱い開始と合わせて、夜間先物取引の返済手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施する。