ドットコモディティは28日、顧客や自社運用向けに使用していた自社開発システムを法人企業向けに提供する「ASPサービス」を7月より開始すると発表した。同システムは、低コストで高額なシステム同様の効果が得られると同時に、「従来の新規システム導入スキームのイメージの一新を実現する」(同社)としている。
国内商品先物取引の発注 / 情報系 / 勘定系の各システム構築コストは高額になることが多いが、同社の自社開発システムは初期投資費用が20万円、月額費用が35万円(同社への注文取次ぎを行わない場合は50万円)と安く、新規参入時における初期投資額の回収見通しなどの悩みを解決できるという。
また同システムは、金融機関の使用するシステムレベルやコンプライアンスに対応可能な内容となっており、品質も保障されているほか、同システムをベースとして導入企業における顧客向けカスタマイズも低価格で提供する。
このほか、導入企業が現在使用しているシステムの妥当性の検証や、外部業者との価格を含む交渉も行うとしている。詳細はこちらまで。