東芝ホームアプライアンスは28日、高温250度の「遠赤包み焼き」と「過熱水蒸気」調理が行えるオーブンレンジ「石窯オーブン ER-H8」を8月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場想定価格は5万円前後。
同製品は、扉を除く庫内全面に遠赤外線を発生するセラミック含有塗料をコーティングしたことで、高温250度の「遠赤包み焼き」が行えるオーブンレンジ。発生した遠赤外線で「ピザ」「パン」「ハンバーグ」 などを包み込むように過熱し、内部の水分を保ったまま表面を焼き上げることが可能という。
また、カセット式スチームによる「過熱水蒸気」調理では、油を落としながら「鶏の照り焼き」を焼き上げたり、油を使わずに「鶏のから揚げ」などの揚げ物が行え、ヘルシーな調理が可能となっている。そのほか、「茶わん蒸し」等の卵調理をなめらかに仕上げたり、ラップを使わずにご飯をしっとりと温めることができる。
設置時は、背面を壁にぴったりと付けることができるため、設置に必要な奥行きは外形寸法の45cmのみ。また、上方空間は10cm、左右は4.5cmの空間が空いていれば良いため、コンパクトに置けるとしている。外形寸法は495(W)mm×360(H)mm×450(D)mm、フラット庫内採用で30Lの庫内有効寸法は329(W)mm×243(H)mm×376(D)mm、本体重量は16kg。