ハリウッド・アニメ映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』で日本語吹替え版に出演する笑福亭鶴瓶と芦田愛菜が、米国・ロサンゼルスで27日(現地時間)に開催された、本作のワールドプレミアに出席。オリジナル版で声優を務めるジュリー・アンドリュースと芦田の、年齢差68歳の女優対決(?)も見られた。
『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、ユニバーサル・スタジオが初めて製作する本格3Dアニメーション作品。月を盗んで世界一の泥棒になろうとしている怪盗グルーと、グルーを「未来のパパ」と慕う養護施設に暮らす3姉妹の孤児とのドタバタ劇を描いたコメディーで、ユニバーサル・スタジオのアトラクションさながらのドキドキ感が体験できる作品となっている。
本作に登場するキャラクター・ミニオンの色にちなんで、レッド・カーペットならぬ"イエロー・カーペット"が敷かれた同プレミア。鶴瓶と芦田はプロデューサー・クリス・メレダンドリの希望で招待されたこともあり、2人には各国の取材陣が殺到した。「どうしていいのか分からないけど、初めてのイエロー・カーペットで感激してます」と喜びを語った鶴瓶は、劇中では娘(養女)となる芦田のキュートなドレス姿に終始ニコニコ顔。「愛菜ちゃんは、本当に可愛い。ほかの外国の人と比べても負けてないよ。楽しんで(カーペットを)歩いてる」と、すっかり芦田にメロメロな様子で、「これから、愛菜ちゃんは、いっぱいハリウッドでも仕事すると思います。愛菜ちゃん、おっちゃんも(ハリウッドに)連れてって~(笑)」と、親バカぶりを発揮していた。
同プレミアの数日前(23日)に6歳の誕生日を迎えた芦田。これを知ったアンドリュースに「素晴らしいわね! おめでとう!! 」と祝福され、芦田は、はにかみつつ「Thank you」としっかり英語で答えた |
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同プレミアで鶴瓶らは、本作オリジナル版で声優を務めている、米国のトップコメディアン・スティーブ・カレル(グルー役)や、名女優・ジュリー・アンドリュース(グルーの母親役)らとの初対面も果たした。アンドリュースの大ファンという鶴瓶は、「ジュリーさんの映画、10回以上観てます! 」としっかりアピール。これにアンドリュースも「ほんと!? 」と嬉しそうに笑い、鶴瓶と芦田を見て、「あなたたち、本当の親子みたいね(笑)」と話した。
『怪盗グルーの月泥棒 3D』は10月29日より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。