米Appleは6月23日(現地時間)、製造の遅れから「iPhone 4」のホワイトモデルの出荷が7月後半以降になると発表した。
iPhone 4はブラックとホワイトの2色で、それぞれ16GBまたは32GBの容量というラインナップだが、これまで予約できたのはブラックモデル(16GB/ 32GB)のみ。ホワイトモデルについては出荷時期が不明だった。Appleの声明によると、ホワイトモデルの製造が想定以上の困難に直面しており、その結果7月後半までは出荷できない状態だという。この問題はブラックモデルの出荷スケジュールには影響しないそうだ。
ホワイトモデルの製造を遅らせている原因の詳細をAppleは明かしていないが、7月後半以降という見通しを示していることから、解決のめどが立たないような深刻な問題ではないと考えられる。iPhone 4は、6月24日に日本を含む5カ国で発売される。24日の当日発売分でホワイトモデルを購入できるのではないかというような予想がネット上を飛び交っており、発売初日の混乱を少しでも避けるために、このタイミングでホワイトモデルに関する声明を出した可能性が高い。