カシオ計算機は22日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルとして、大型ボディを採用した「GXW-56」(3モデル)を発表。発売は7月31日を予定しており、価格は28,350円。

G-SHOCKの持つ「強さ」や「精悍さ」を強調したという「GXW-56」(写真は、オレンジの本体に黒の反転液晶を採用した『GXW-56-4JF』)。3月に開催された「BASELWORLD 2010」で紹介されたプロトタイプが製品化され、遂に姿を現した

今回発表されたGXW-56では、初代モデル「DW-5000C」の角型フォルムをモチーフにしながらも、本体の体積比は約2倍(DW-5000C比)、サイズは55.5×53.6×17.5mm、重さは約88gという、存在感たっぷりの"ビッグサイズ"が特徴的。

また、新たな耐衝撃構造を採用。ケースやボタン部、バンドの結合部を軟らかい樹脂で覆い、その外側に硬い樹脂を被せる2層構造のウレタンベゼルを新開発することで、衝撃を緩和するだけでなく、内部に泥や埃が入りにくい防塵・防泥性能を備えたという。

さらに、内部のモジュールを包み保護する樹脂のインナープロテクターには、弾力性を高める蛇腹形状を採用。衝撃を吸収するゲル状の素材を12時・3時・6時・9時側の4ヶ所に施したほか、ケースや美錠のバンド結合部をビス止めするなど、耐衝撃性能を強化させている。

ブラックを基調に、黒の反転液晶を採用した「GXW-56-1AJF」とゴールド色の液晶を採用した「GXW-56-1BJF」

このほか、日本2局、米、英、独、中の世界6局の標準電波に対応する「マルチバンド6」、太陽や蛍光灯の光で駆動する「タフソーラー」も装備する。