東京スター銀行は21日、提携先限定で販売していた「預金連動型アパートローン」の本格販売を開始すると発表した。

同商品は、賃貸アパート物件の建物建築にかかる費用および既存アパートローンの借り換えに対応したローン。普通預金の残高と同額のローン残高には、金利が一切かからない「預金連動型」を採用。今ある資金や、家賃収入等の資金を同社の普通預金に預けることで、利息支払いを軽減することが可能だとしている。「利息は毎日計算しますので、家賃収入等の資金をお預けいただければ、一層お得になります」(同社)。

利息は毎日計算で、別途、返済期間中の各種メンテナンス(繰上返済や固定期間選択)を無料でご利用いただける機能と、期間中の保証料を組み合わせた「メンテナンスパック」として年率0.3%がかかる。連動する預金はいつでも引き出しが可能。満20歳以上なら申込年齢に上限がなく、年金受給中でも申し込むことができる。

なお、借り入れには当行所定の審査がある。自宅・店舗・事務所併用アパートも取り扱い可能で、最長35年(木造の場合30年)、1,000万円から最大3億円まで融資を受けられる。なお融資金額に対し、0.21%(税込。ただし最低金額は105,000円)の金額を事務手数料として申し受けるとしている。同商品の詳細については、商品概要を参照のこと。