笑福亭鶴瓶と、ドラマ『Mother』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)に出演中で人気の子役・芦田愛菜が、10月公開予定のハリウッド・アニメ映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の日本語吹替え版のキャストを務めることになった。

『怪盗グルーの月泥棒 3D』の日本語吹替えに挑戦する、笑福亭鶴瓶と芦田愛菜

『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、世界中で大ヒットを記録したアニメ『アイス・エイジ』シリーズのプロデューサー・クリス・メレダンドリが手掛ける3Dアニメーション作品。月を盗んで世界一の泥棒になろうとしている怪盗グルーと、グルーを「未来のパパ」と慕う養護施設に暮らす3姉妹の孤児とのドタバタ劇を描いたコメディーとなっている。

本作で鶴瓶が挑戦するのは、主人公の怪盗グルー。芦田は、3姉妹の末っ子・アグネスを担当し、2人は6月27日に米国・ロサンゼルスで開催される本作のワールドプレミアへの参加も決まっている。「海外アニメーション映画の吹き替えは初めて」という鶴瓶は、「タイミングが難しい」と苦労している様子だが、「頑張ります」と意気込みは十分。また、53歳年下の共演者・愛菜ちゃんについては「本当に5歳? 吹替えは愛菜ちゃんの方が上手いんとちゃいますかね」と大絶賛。ワールドプレミアについては、「前に一度、レッドカーペットを歩きにモントリオールまで行ったら、もう終わっていて誰もいないカーペットを一人で歩いた。今度はちゃんと人がいるみたいので楽しみです」と話した。

お母さんと台詞覚えをしているという芦田に、鶴瓶が「お母さん! 私も一緒に覚えさせて~!(笑)」

『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、10月、TOHOシネマズ 有楽座ほかにて、全国ロードショー

一方、芦田は「アニメが好きだし、一度吹替えをやってみたいなって思っていました」とのことで、「台詞はお母さんと一緒に覚えています。吹替えするの、ドキドキしますが、頑張ります。とっても面白い作品なので、楽しみにしていてください! 」と、まだ5歳とは思えないほどしっかりとしたコメントを。それでも「外国に行くのは初めて」といい、「飛行機は怖くないけど、耳がキーンってするからちょっと怖いな」と、無邪気で可愛らしい一面ものぞかせた。

(C) 2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.