女優の忽那汐里が17日、東京・丸の内ピカデリー3で行われた、英ロックバンド・オアシスの上映イベント「日本最後のライブ・フジロックフェスティバル09」に出席した。
昨年惜しまれながらも活動にピリオドを打ったイギリスのロックバンド、オアシス。未曾有のベストセラーを記録し続けた彼らのラストアルバム『タイム・フライズ…1994‐2009』の発売を記念して行われた同上映会に参加した約600人の観客を前に、9月4日公開の音楽青春映画『BECK』でヒロインを務める忽那汐里が登場し、トークショーを行った。
オアシスのファンで2006年までオーストラリアで生活していた忽那は「今回のイベントを前にして、改めて聴き直しました。オーストラリアの訛りと違い、イギリス英語の訛りはキレイで、イギリス英語と絶妙のハーモニーに衝撃を受けましたね」と絶賛した。
オアシスは、ノエルとリアムのギャラガー兄弟の不仲が、解散の原因といわれている。これについて忽那は、自分の弟との関係を例に挙げながら、「私が言うのもおこがましいんですけど、どれだけ兄弟が必要か離れて考えることが必要。ノエルとリアムも距離を置くべきです」とアドバイスを送った。
フジロック・フェスティバルの会場でもある苗場で撮影したという映画『BECK』のラストシーンにも触れ、「最後に演奏するシーンでは、原作と同様に実際に雨が降っていて、奇跡的に雨が上がったんです。最も印象深いシーンですので、是非劇場に足を運んで下さい」とアピールしていた。
映画『BECK』は9月4日より全国公開される。