野村證券は17日、同社のインターネット取引専用サービス「野村ジョイ」において、「大証FX」「くりっく365」の取引所外国為替証拠金取引を開始すると発表した。両取引の取扱いは、「大手証券会社では初めて」(野村證券)という。
野村證券では、「以前から顧客の要望があった」という取引所FXを導入することにより、取扱い通貨ペアが増えるほか、「税制面において損益通算や損失の繰越控除などの適用を受けることができるなど、多様化する顧客ニーズに応えることができる」としている。
取扱い開始時期は、「大証FX」が2010年7月下旬、「くりっく365」が2010年8月下旬の予定。取引手数料については、「近日発表予定」(野村證券)。
野村證券は、「すでに提供中の店頭FX取引サービス(7月26日に「ジョイFX」に名称変更予定)とあわせて、顧客は計3つのFX取引の中から、投資方針にあった取引方法を選択することが可能となる」としている。