オリンパスイメージングは、16日、ICレコーダー「Voice-Trek」シリーズの新モデル「DM-4」を発表した。発売は7月上旬を予定しており、価格はオープン。同社のショッピングサイトでの販売価格は2万9,800円。

「Voice-Trek」シリーズのフラッグシップモデル「DM-4」。2.2型のカラー液晶パネルや、音声認識機能などを搭載する多機能機

DM-4は、Voice-Trekシリーズのフラッグシップモデルとなる、多機能型ICレコーダー。録音形式は、MP3やWMAのほか、44.1/48kHz 16bitのリニアPCMに対応する。内蔵メモリーは8GBで、microSDカードによる増設にも対応。48kHzのリニアPCM録音の場合、本体のメモリーに、約11時間5分の録音が可能だ。また、高感度マイクを本体上部に搭載。ダイマジック社の指向性制御技術「DVM」を採用しており、2本の内蔵マイクで、広がり感のあるステレオ録音だけでなく、一方向のみの音を拾うことも可能だ。2.2V型QVGAカラー液晶パネルにより、ファイル操作などの際の視認性/操作性を向上。また、録音したファイルにキーワードを付けることで、データベース的に素早くファイルを検索することも可能だ。

DM-4では、ICレコーダー以外の機能も強化されており、デジタルカメラで撮影した写真の表示や、音楽プレーヤーとして使用している場合の、アルバムジャケット/楽曲情報の表示にも対応。さらに、テキストファイルの音声読み上げや(日本語/英語対応)、DAISYコンテンツの再生、音声認識による簡易スケジューラー機能なども搭載されている。

カラー液晶画面で、ジャケット表示も可能

テキスト読み上げやDAISY図書の再生にも対応する

電源はリチウムイオン充電池(LI-50B)で、付属のACアダプターのほか、USBからの充電にも対応する。ACアダプターでの充電時間は約3時間。本体サイズは、45mm(W)×113mm(H)×15mm(D)。質量は95g(電池込み)。