AKB48の大島優子、北原里英、指原莉乃が15日、東京・有楽町で行われた公開中の映画『告白』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

『告白』の舞台挨拶に登壇した(左から)中島哲也監督、AKB48の大島優子、北原里英、指原莉乃

同作は6月5日に公開され、『アリス・イン・ワンダーランド』や『セックス・アンド・ザ・シティ2』を抑え、週末興行ランキングで初登場第1位に輝いた。その劇中の重要なシーンで、AKB48の「RIVER」のPVが使用されていることから今回のイベントが実現することに。「AKB48 17thシングル選抜総選挙」で第1位に選ばれた大島は、1位という共通点を持つ同作の魅力を「人間のリアリティーが、細かい部分まで出ているのをすごく感じました」と分析。なかでもある登場人物がずっと風呂にも入らずにいるシーンに共感できる部分があったようで、「(その間に)彼が考えていることがすごく人間らしいというか……、とにかく衝撃的でした」と語った。だがその直後、MCに「お風呂に入らない男の人はどうですか?」と質問されてしまう一幕も。これには大島も「ちょっと勘弁ですね(笑)」と苦笑いを浮かべていた。

大島は「総選挙で1位になったのをみんなが祝福してくれたし、親も喜んでくれたんですよ。でもいまだにお兄ちゃんだけ祝福のメッセージが来なくて。ぜひ連絡をください!」と公の場を借りて呼びかけていた

「昨日の日本対カメルーン戦を見て、すごく面白いと思ったんですよ。だからいまサッカー熱が上がっています。……でもじつは野球派です(笑)」と"告白"して笑いを誘っていた北原

指原は「中学生って、他の人と違うことがしたいと思うじゃないですか。私もその使命感にとらわれて、つながっていた眉毛を剃り落とし、いまの半分くらいのサイズにしました」とカミングアウト

 この日の舞台挨拶では、中島監督からも総選挙で選抜メンバーに選ばれた3人に花束が贈られた。途中、指原から「いつか私の眉毛を題材にした映画を作って」とお願いされると、「ちょっと難しいかもしれませんが、真剣に考えてみたいと思います」と監督。さらに大島からも「今度は歌やダンスじゃなく、普通に劇中でお世話になりたいです」とお願いされると、監督は「こちらこそよろしくお願いします」と、今後の作品への出演をにおわせるコメントで会場を湧かせていた。