ひまわり証券はこのほど、West Village Investment(WVI)と共同企画した、自動売買アルゴリズムを使ってFXおよび日経225先物などの株価指数先物で運用する投資信託「ひまわり&WVI・システムトレード・オープン」の販売を30日に開始すると発表した。
同ファンドは、外国為替証拠金取引(FX)と株価指数先物取引(日経225先物 / TOPIX先物)を運用対象とし、WVIの開発した11本の売買システムによる自動売買運用で、相場の上昇・下落両局面において収益を狙う絶対収益追求型。当初は、異なる運用特性を持つFX5本と先物6本の売買システムを使い、売買ポジション(持高)を翌日へ持ち越さないデイトレードのアルゴリズム取引を行っていく。
同ファンドのメリットとしては、「株式市場が低調の時期においても良好なリターンが期待できる」「リスクを限定する仕組みを採用し、損失を一定範囲に抑える」「デイトレードで運用するため、高い流動性を確保する」などが挙げられる。
具体的には、運用対象がデリバティブ商品(FX・株価指数先物)のため、上昇・下落相場双方で収益を狙える。また、1本の売買システムが各々異なる運用特性を発揮してアルゴリズム取引を行う。さらに、毎月の最大下落率が一定水準に達したら運用を停止するなど、損失を一定範囲に抑えるよう設定。デイトレード専用アルゴリズムを採用することで、ポジションを翌日に持ち越さず、リスクの累積化を防ぐ。
デイトレードで運用するため、ポジションは原則として毎営業日決済され、「運用資産の高い流動性を確保できる」(ひまわり証券)。
「ひまわり&WVI・システムトレード・オープン」の概要
ファンドの形態 | ケイマン籍オープンエンド型外国公社債投資信託(追加型) |
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申込単位 | 10口以上1口単位(当初価格は1口当たり1万円) |
販売手数料 | 3.15%以内(消費税込み) |
当初申込期間 | 2010年6月30日~7月30日 |
継続申込期間 | 2010年8月2日~2011年4月28日 ※継続申込期間は有価証券報告書を提出することにより更新される。原則として毎営業日に申込を受付け |
信託設定日 | 2010年8月2日 |
信託期間 | 信託設定日から2020年8月12日まで |