iPhoneやiPad対抗を狙い、加Research In Motion (RIM)が新型BlackBerryならびにタブレット型デバイスの開発を進めているという。米Wall Street Journalが14日(現地時間)に報じている。タブレット市場参入は台湾や米系など多数のPCメーカーが参入を表明しているほか、北米の携帯メーカーではMotorolaが2010年内の製品リリースを計画しているといわれる。RIMのタブレット参入はこれに続く形になり、今年は本当にタブレット元年と呼べる年となりそうだ。
WSJが同件に近い筋の情報として伝えるところによれば、新型BlackBerryはスライド式キーボードを搭載したタッチスクリーン型端末となり、やはり新型のBlackBerry OSを搭載することになるという。RIMでは新型OS開発と同時にWebブラウザの刷新も進めており、同社の四半期末である9月30日までに何かしらの発表が行われる可能性があるとしている。
またタブレットについては詳細は語られておらず、大型のスクリーンを備えたBlackBerryのコンパニオンとして提供されることのみが語られている。同タブレットからインターネットへの接続はBlackBerryを経由することになるため、事実上Wi-FiまたはBluetooth経由での通信でのみ外部ネットワークの接続が可能になるようだ。こちらは年内での発表が見込まれているという。