19日公開の映画『瞬 またたき』の公開直前イベントが9日、東京・後楽園のラクーアで行われ、主演の北川景子と岡田将生が出席した。
本作は河原れんの同名小説(幻冬舎刊)を映像化した純粋の物語。恋人同士の美大生、淳一(岡田将生)と泉(北川景子)は、花見の帰りにバイク事故に遭う。淳一は死亡し、泉だけが生き残る。そのショックで、事故当時の記憶を失う泉は、弁護士・真希子(大塚寧々)との出会いから、淳一の最後の記憶を取り戻そうとするのだった……。
一般客を招いて行われたトークショーで北川は「凄く嬉しいですね。今日は皆さん一緒に楽しみましょう」と挨拶。観客の多さに喜び、共演した岡田将生について「恋人同士の役が、初めてお会いする方だと恥ずかしいんですけど、岡田さんとはドラマでもご一緒したので安心感がありました。半年振りにお会いして精悍(せいかん)になったかな(笑)」と語り、「お芝居では私がぶつかって岡田さんが受け止めるという感じ。でも私の方が年齢が上なので、お姉さんだったかも」と笑顔だった。
また、映画の内容にかけて「恋人といる時、"運命"に直面したらどうする?」という質問に北川が「私は女なので、ピンチの時は守られたいです!」と話すと、一般男性から「俺が守る!」と声が上がり、北川は苦笑いしつつも「ありがとう!」と応じ、会場は爆笑に包まれた。
また、イベント前には本作の特別応援隊であるアイドルユニットのももいろクローバーがミニライブで『行くぜ! 怪盗少女』などを熱唱。訪れたファンを沸かせていた。
映画『瞬 またたき』は6月19日より新宿バルト9ほかでロードショー。
(C)2010「瞬」製作委員会