人気お笑いコンビ・オードリーが8日、都内にて3Dアニメ映画『ヒックとドラゴン』の3D体験CMを撮影し、ドラゴンの炎に焼かれた姿で報道陣の前に姿を現した。

映画『ヒックとドラゴン』の3D世界を体験し、ドラゴンの炎で丸コゲになった(?)オードリーの春日俊彰と若林正恭

主人公の少年・ヒックと友情を築くドラゴンの名前が、春日の持ちギャグと同じ「トゥース」であることから、本作の"宣伝キャプテン"に任命されることとなった、オードリーの2人。3Dの迫力をアピールする今回のCMでは、テレビから飛び出したドラゴンの炎をもろに受けて黒コゲになる姿を披露している。

本作を「見ないと春日に嫌われますよ! 」とアピールする春日に、若林は「それじゃ、皆見なくなっちゃうじゃないですか」とグサリ

自慢のテクノカットも大爆発状態の同CMの仕上がりに、春日は「春日の良さが十二分に出ています」と自信満々。「ドリームワークスさんから、事前に"トゥース"を使っていいかどうか聞かれなかったんで、ちょっと憤ってはいるんですけれど」と憤慨しつつ、「春日の海外進出第一弾の作品ですからね。本体よりギャグが先に海外へ行ってしまいましたが」と、海外デビュー(?)を喜んだ。また、春日は「本体も3D映画になる準備は出来ています。オファー待ってますよ、脚本は選びますけれども」と、上から目線で映画界へアピールも。「『シャイニング』のリメイクで、ジャック・ニコルソンの役をやりたい。斧でドアをぶち割って覗きたい」と自らの欲望を語った。

一方の若林は、「僕はバーター的な出演になりますが、まあ、いつものことですから」と複雑顔。「コンビということで監督さんが気を遣ってくれて、若林君も"ヒック"という形で登場しています」と紹介する春日に、「俺、"ヒック"っていうギャグ持ってねえわ! 」と苦笑いでツッコんでいだ。

なお、『ヒックとドラゴン』は、バイキングの族長の息子ながら気の小さい主人公の少年・ヒックと、傷を負って飛べなくなってしまったドラゴン・トゥースの友情の物語。バイキングと敵同士であるドラゴン(トゥース)との秘密の交流が周囲に見つかってしまったヒックは、人間とドラゴンの関係を変えるため、勇気を持って立ち上がる――。

『ヒックとドラゴン』は8月7日(土)、新宿ピカデリー他全国超拡大ロードショー
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