パナソニックは、6月8日、フルハイビジョン3Dビエラ「VT2」シリーズの新モデル「TH-P46VT2」「TH-P42VT2」を発表した。発売は、7月30日を予定している。価格はオープンで、市場価格は、TH-P46VT2が35万円前後、TH-P42VT2が30万円前後と予想される。
VT2シリーズは、国内初のフルハイビジョン3D対応テレビとして、今年4月に54V/50V型の2モデルが発売されている。また、5月には、より大画面の65V/58V型もラインナップに追加。同社では、3Dは大画面の方が高い臨場感が得られるとして、VT2シリーズは、大画面モデルを中心に展開してきたが、市場からの要望が大きく、より画面サイズの小さい、46V/42V型の追加を決定したとのことだ。本体サイズは、TH-P46VT2が1138mm(W)×763mm(H)×335mm(D)、TH-P42VT2が1035mm(W)×695mm(H)×308mm(D)(ともにスタンド込み)。
なお、TH-P46VT2、TH-P42VT2には、現在販売されている同シリーズにはない、3D変換機能が搭載されている。2Dの映像を擬似的に3D化するもので、テレビ放送や、録画されたコンテンツ、BD/DVDタイトルなどをリアルタイムに3D変換して表示させることができる。動画だけでなく、デジタルカメラで撮影したJPEGの静止画にも対応。3Dの効果は、3段階で調節が可能だ。