XFXはCOMPUTEX TAIPEI 2010会場付近のプライベートブースにて、新製品の展示を行っていた。
まずはアサルトライフル型ケースに収納されたRadeon HD 5970 Eyefinity Editionカード。製品版ではガンケースに入れて販売するとのことで、世界で1000台の限定生産とされる。4GBのグラフィックメモリを搭載するとともに、コアクロックを850MHzに引き上げたオーバークロックバージョンのBLACK EDITIONでもある。クーラーもオリジナルで、ミリタリー風のモールドも施されている。
メインストリーム向けGPUでは、Radeon HD 5770および5750カードをそれぞれ2製品投入する。5770カードは1枚目が5つのmini DPを搭載したEyefinity Edition、もう1枚がDVI×2とmini DP×1の通常版だが、どちらのモデルも1スロット厚のクーラーに収めている。スリムではあるが3本の銅製ヒートパイプを用い、リファレンスクーラーと同程度の静音性を備えているとのことだ。5750カードは1GBメモリ版と512MBメモリ版の2製品で、こちらも1スロット厚でヒートパイプは2本となっている。
Radeon HD 5770カードのHD-577X-Z5FB(5×mini DP)とHD-577X-ZMFB(2×DVI+mini DP) |
Radeon HD 5750カードではメモリが1GBのHD-575X-ZMFBと512MBのHD-575X-YMFB |
また、XFXは電源にも参入する。第一弾は850WのBLACK EDITION、750Wと650WのXXX EDITION。850Wモデルは80 PLUS SILVER、残りの2モデルは80 PLUS BLONZEの認証を得ている。カバー部はグレーでファンが緑色というカラーと、ミリタリー風のモールドも施されている。同社はこの製品を皮切りに電源ラインナップを拡充する予定であり、最大1250Wのモデルも予定されているとのことだ。