タレントの豊田エリーが3日、映画『ブライト・スター ~いちばん美しい恋の詩(うた)~』の公開を記念した朗読&トークイベントに登場し、夫・柳楽優弥との純愛エピソードを明かした。
同作は、"世界で最も美しい"と賞賛される詩を生み出したイギリスの詩人ジョン・キーツの、25歳で世を去るまでの5年間にわたる恋人ファニー・ブローンとの純愛を描いた物語。1818年ロンドン郊外のハムステッドで暮らす、駆け出しの詩人ジョン(ベン・ウィショー)は、隣家の長女ファニー(アビー・コーニッシュ)と惹かれあい、恋によって素晴らしい詩の才能を開花させはじめる。しかしそんな時、ジョンは結核を患ってしまい、2人の幸せな日々の終わりが刻々と迫り始める……
1月に柳楽と入籍し、5月には第1子の妊娠も発表した豊田。この日のイベントでは、キーツが恋人・ファニーに送った手紙や詩、ファニーからの返事などを、うっとりとした表情で朗読し、本作について「ジョン・エヴァレット・ミレーやフェルメールのやわらかな絵画を眺めているような気分になりました。台詞も1つ1つが美しくて、映画を読んでいるような感覚」と感想を語った。
本作を「考えるよりも感じる映画」と表現した豊田。「繊細で美しいブライト・スターの世界にひたってください」とアピールした |
新たな命を授かったことをMCや会場から祝福され、豊田は「本当に幸せ」と満面の笑みを浮かべた |
また、豊田は柳楽との愛情溢れる思い出を披露し、「(柳楽が)仕事で長期間はなれてしまうときに、会えない日数分の手紙をまとめてくれたことがあって、毎日その日の分を開いて読むのが楽しみで、(会えない間)すごく支えになりました。毎日ちゃんと違うことが書いてあって……そういう、嬉しいことをしてくれる人です」とのろける一幕も。自身の恋愛観についても明かし、「運命を信じていて、(好きになった人が)運命の人なら、上手くいくと思っています。夫は運命の人」と、幸せそうに微笑んでいた。
『ブライト・スター ~いちばん美しい恋の詩~』は6月5日よりBunkamura ル・シネマ、銀座テアトルシネマ、新宿武蔵野館ほかで公開。