ワコムが提供する「Wacom feel IT technologies(ワコム・フィール・イット・テクノロジーズ)」が、パナソニックのWindows 7対応PC「Let'snote」シリーズに初めて採用された。
今回、ワコムのテクノロジーが搭載されたのはパナソニックの「Let'snote CF-C1」。同製品は6月より世界各国で順次発売され、日本では6月25日より発売開始となる。今回発売となるモデルは、「Let'snote」シリーズ初となるマルチタッチ操作とペン入力両方に対応しており、12.1型のワイド画面と軽量かつ6.5時間のバッテリー駆動を可能としたコンバーチブル型タブレットPC。
今回、同製品に採用された「Wacom feel IT technologies」は、Windows 7に対応し、ワコムの電磁誘導方式(EMR)ペンセンサーとマルチタッチセンサーの両方が機能する。ワコムのタッチセンサーシステムは、高精度なマルチタッチ検出、シンプルな構造かつ軽量、高い動特性などが評価され、これまでに多くのタブレットPCに採用されてきたとのこと。
なお、Wacom feel IT technologiesとは、ワコムが提供するユーザインタフェース技術を総称するブランド。マルチタッチセンサー、ペンセンサー、コントローラ、ドライバなどの技術を高度に統合することで、PCやe-Bookを始めとする幅広いIT機器向けに、自然で直感的な使い心地の質の高いインタフェースの提供を目指しているとのこと。