泉北高速鉄道、クリップ収納付きで走行可能な「電車型テープカッター」発売

泉北高速鉄道(大阪・和泉市)は5日、同社の5000系「ハッピーベアル」をデザインした「電車型テープカッター」を発売する。プルバックで走行可能。クリップ収納付き。駅名看板と車両をデザインしたテープが2本ずつ付属するという。価格は1セット950円。

販売場所は泉北高速鉄道線の深井､泉ケ丘､栂･美木多の各駅売店と、コンビニエンスストア「アンスリー」の泉ケ丘店、光明池店、和泉中央店。なお、6日に阪堺電気軌道のあびこ道車庫で開催される「路面電車まつり」でも販売するとのこと。数量限定販売で、売り切れ次第販売終了となる。

「ハッピーベアル」は、泉北高速鉄道の泉ケ丘駅前にある「大阪府立大型児童館　ビッグバン」の開館を記念して誕生した電車という。車体に同施設のキャラクター「ベアル」と「メロウ」を図案化したとのこと。デザインは漫画家で同施設の館長でもある松本零士氏が担当したという。

泉北高速鉄道は大阪府都市開発が運営する鉄道事業。大阪府が整備した「泉北ニュータウン」のアクセス路線として開業した。営業路線は中百舌鳥 - 和泉中央間の14.3km。中百舌鳥駅で南海電鉄、地下鉄御堂筋線と連絡するほか、南海電鉄とは相互直通運転を実施しているとのこと。