パナソニックは2日、パナソニックネットワークマーケティングが運営する直販サイト「マイレッツ倶楽部」に、マルチタッチ対応の12.1型のコンバーチブルタブレットPC「C1シリーズ」を追加した。販売は6月25日より開始され、価格は213,950円から。
オプションでOffice Home and Business 2010を選択できる点が店頭モデルとの相違点。またBluetooth、ワイヤレスLAN、WiMAXに加え、ワイヤレスWAN通信モジュール(NTTドコモのFOMAハイスピード対応)も搭載している点が違いとなっている。
なお、マイレッツ倶楽部のLet'snote全機種にOffice Home and Business 2010のオプションも追加され、予約受付を開始した(発売は6月17日からとなる)。
C1シリーズの重量は約1.47kg(付属のバッテリーパック1パック搭載時)と軽量で、ペン入力(デジタイザー)やマルチタッチ機能もあり、対面でのプレゼンや手書き入力も可能。PC上で電子黒板の機能を実現する同社独自のユーティリティソフト「透明ボード」も利用でき(同社のWebページにて提供予定)、画面上に手書きした内容をそのままにデータ保存できる。
開閉ヒンジと回転ヒンジを分離し、耐久性の向上や不要な回転防止を図った同社独自のトリプルヒンジ構造を採用するほか、76cm動作落下試験、30cm自由落下試験、100kgf加圧振動試験などをクリアした頑丈設計となっている。ホットスワップ対応の2つのバッテリを装着でき、1バッテリ時は5.5時間、2バッテリ(オプションで追加)では11時間の駆動が可能。また、急速充電に対応しており、2バッテリでも3時間で充電が完了する。
基本構成のおもなスペックは、CPUがIntel Core i5-520M vPro(2.40GHz)、メモリがDDR3 SDRAM 2GB(最大6GB)、ストレージが250GB SATA HDD、グラフィックスはIntel HD Graphics (CPU内蔵)、光学ドライブはなし、ディスプレイは12.1型WXGA(1,280×800ドット)液晶、OSはWindows 7 Professional(64bit)。
通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、ワイヤレスWAN、WiMAX、Bluetooth V2.1+EDR、および10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN。インタフェースは、USB 2.0×3、D-Sub、PCカード(TYPE II)スロット、SDメモリカードスロット(SDHC/SDXC対応)、FOMAカードスロット、マイク、オーディオ出力。外形寸法はW299.2×D226.5×H30.6~44.3mm。