みずほ銀行は、業務プロセス改善への取組みの一環として、営業店における銀行サービスへの活用に向けiPadを試行導入すると発表した。実施時期は7月で、数店舗にて行う予定。iPad導入にあたっては、ソフトバンクグループと連携し、顧客利便性の高いコンテンツ提供や快適な通信環境の構築を目指す。

営業店窓口において、金融商品説明などにiPadを活用することで、顧客が金融商品への理解をより深めることが可能としている。また営業店の店頭ロビーにも端末を設置し、取引や手続きの待ち時間に「みずほダイレクト」の体験や各種金融情報、動画・テレビ・音楽、電子雑誌閲覧サービス「MAGASTORE」を閲覧・視聴できるサービスを提供する。渉外担当者の外出訪問時の各種情報サポート端末としての活用も検討する。

みずほ銀行では、多機能情報端末を活用した業務プロセス改善への取組みを行ってきており、大画面タッチパネルディスプレイ(デジタルサイネージ)による情報配信施策など銀行サービスへの活用に向け取り組んでいる。