初年度の約4倍の売上を達成

ヘルシー志向から蒸し料理がブームとなっている。一般家庭でもせいろをはじめとした蒸し器があるところも多いことだろう。しかし。圧力鍋調理と異なり、蒸し料理は加熱時間が結構かかる。その間、コンロを一口ふさいでしまう。同時進行で色々な料理をつくりたいときにはやや厄介な存在となってしまうのだ。そんな悩みを吹き飛ばす蒸し器がある。ティファールの電気蒸し器「ティファール スチームクッカー ウルトラコンパクト(VC100571)」(12,600円)だ。2008年10月に発売され徐々に注目を集めていき、2009年度は2008年度の約4倍を売り上げるなど、人気拡大中である。

「ティファール スチームクッカー ウルトラコンパクト(VC100571)」(12,600円) 電源 100V / 定格消費電力 900W / 本体寸法(幅×奥行×高さ) 325×240×330mm / 本体重量 1.8kg

蒸し料理は、魚や肉などの余分な脂を落とすことができ、野菜なら茹でるよりビタミンCなどの栄養素をキープすることができる。そういった面から注目が集まり、蒸し料理専門のレシピ本も出版されているほどだ。しかし、ヘルシーと分かっていても手軽でなければ続けられない。そこでティファールでは、従来のガス利用の蒸し器の不満点を解消し、もっと手軽に使えるようにと「スチームクッカー」を開発したという。

使い方 & 後片付け簡単!

「ティファール スチームクッカー ウルトラコンパクト」の使い方は、とても簡単。一番下の段に水を入れ、その上の2層のバスケットに食材を入れる。調理時間に合わせてタイマーをセットしてできあがりを待つだけ。タイマーセットから40秒ほどで蒸気が出始める。バスケットは透明なので、蓋を開けずとも外から中の様子がある程度分かるのもうれしい。タイマー付きということは、ガス調理と違ってちょっとその場を離れて他の用事を……というのも可能。家事の効率化も図れる。

万が一調理中に「水が足りない!! 」というときも、蓋を開けずに給水口から水を足すことができる。通常の蒸し器だと、中の様子を見たり、水を足すために蓋を開け、蒸気でヤケド! なんてこともしばしばであるが、これなら安心だ。バスケットの底面はふっ素樹脂加工プレートになっており、食材がこびりつきにくく、プレートは取り外せるため洗うのも簡単。2層のバスケットは重ねて約1/2の高さでコンパクトに収納できる。

さらに、「スチームクッカー」を活用した100のレシピを収録した「スチームクッカーレシピブック」もセット。このレシピを見ながら調理をしていくうちに、そのうち自然とオリジナル料理のアイデアも浮かんできそうだ。

付属の「スチームクッカーレシピブック」より「ジャージャー麺」。市販のミートソース、赤味噌、椎茸、長ネギを混ぜて手軽なジャージャー麺ソースにしている。ソースと麺をそれぞれ蒸し、盛り付ければ完成の時短クッキング!!

同レシピブックより「アサリのワイン蒸し」。アサリとニンニク、唐辛子、白ワインを蒸し上げる。蒸すことでアサリの身がふっくら