富士通は、PCサーバ「PRIMERGY」を活用したPCクラスタソリューションを欧州に本格展開すると発表した。物作りや科学技術革新に大きく貢献するソリューションとして、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)をドイツ/イギリスを皮切りに、フランス/イタリアなど欧州に順次展開する。
富士通は、ラックサーバからブレードサーバ、ミドルウェア、InfiniBandネットワークなどHPCシステム構築に必要な製品群をコンサルティングや構築サービスとともに提供。CAE(Computer Aided Engineering)に加え、今後HPCの需要が見込まれるバイオインフォマティクスや金融リスクモデリング、3Dコンピュータ・グラフィックなどのデジタルコンテンツの分野へも展開していく。
同社は、HPCプラットフォームとして以下ラインナップでPCクラスタシステムを短時間で提供する。
- クラウドコンピューティング向けサーバプラットフォーム「PRIMERGY CX1000」
- 大規模ブレードサーバ「PRIMERGY BX900」
- 小規模システム向けラックサーバ「PRIMERGY RX200」